まずはAIVAで作った曲をお聞きください。この曲をAIVAで作ってみた!
という内容の記事です(^^
https://digital-madoguchi.site/test/wp-content/uploads/2024/08/Dawn-of-Innovation.mp3
AIVAとは
AIVA(エイヴァ)は、ルクセンブルクのスタートアップ企業AIVA Technologies社が開発した音楽生成AIです。
クラシック音楽から現代的な電子音楽まで、幅広いジャンルの楽曲を生成することができます。AIVAの特徴は、AIが音楽を生成してくれるだけではなく、生成した音楽を編集もできて、MIDIで出力できることです。
AIVAは2017年に世界初のAI作曲家として、フランスの音楽著作権協会SACEMに登録されました。人間の作曲家と同等の価値を持つ(?)AIなのです。
AIVAが生成した楽曲をMIDIデータとして、プロの作曲家やアレンジャーが使用する高度なDAW(Digital Audio Workstation)に取り込むことができます。
AIVAを使ってみよう
無料でも何回も作曲はできるし、編集も特に制限はないのでまずはやってみることにしました。
アカウント登録
まずはAIVAのオフィシャルサイトでアカウント登録をします。
https://www.aiva.ai/
メールアドレス、またはGoogleアカウントで登録できます。
Googleアカウントかメールアドレスで登録
登録が済んでログインすると早速使えます。
ログインしたところ
このままWeb版を使用しても良いのですが、動きがもっさりするとのことなので、アプリ版をダウンロードしてそれを使います。
Mac版、Win版、LINUX版があります。(筆者はWin版です)
環境に合ったものをダウンロードする。
使ってみる
アプリ版を立ち上げると(Web版でも同じ)左にメニューが並んでいます。
試しに【Radio】をクリックするとRadio Stationの画面が現れてジャンル別に音楽を聴くことができます。
Radio Station
作曲にチャレンジ
左上の【Create Track】をクリックするといろんな方法で作曲できることがわかります。
ここでは一番上の【From a Style】から曲を作っていくことにします。
From a Styleをクリック
Style Libraryの一覧が出てくるので、好みのものを選びます。
※なんと!16頁もあるのね!
ここではFantasywaveを選びました。理由はアイコンが派手だったから…
Fantasywaveにしよう
この段階でキーとか曲の長さなどを選べますが、今回はAutoにしました。
キーやら長さやらを選べます
しばらく待つと曲の完成です(^^♪
曲ができた(^^
ちょっとアレンジ?
出来上がった曲を編集できるか見てみましょう。
曲の右側にあるメニューから【Open in Editor】をクリックします。
編集していきます。
こういう感じで編集画面になりますので、テンポを変えたりファイル名を変えたりできます。
ファイル名は変えよう
楽器ごとに(パートごとに)変更することもできます、ここではメロディを選択しました。完全にDAWですね。
メロディをアレンジ
楽器、音源をパートごとに変更することも可能です。
音源を変更
完成した曲をダウンロード
形式を選んでダウンロードします。無料のアカウントだと月に3回までしかダウンロードできないので慎重に。
ダウンロード
完成-Dawn of Innovation-
完成しました。
Dawn of Innovation
https://digital-madoguchi.site/test/wp-content/uploads/2024/08/Dawn-of-Innovation.mp3
イノベーションの夜明けというネーミングはともかく(;’∀’)
なかなかい感じではないでしょうか?
【用語解説】
- MIDI (Musical Instrument Digital Interface)
電子楽器やコンピューター間で音楽データをやり取りするための規格です。楽譜のデジタル版のようなものと考えると分かりやすいでしょう。
- DAW (Digital Audio Workstation)
デジタル音楽制作ソフトウェアのことです。パソコン上で音楽を録音、編集、ミキシングするための総合的なツールです。
- SACEM (Société des Auteurs, Compositeurs et Éditeurs de Musique)
フランスの音楽著作権管理団体です。日本でいうJASRACのようなものです。
【参考リンク】
- AIVA Technologies(外部)
AIを使って音楽を作曲するサービスを提供する企業。AIVAの開発元です。
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