from AMD’s Ryzen 8000-series chips get an AI upgrade.
AMDはCES 2024で、AI機能に特化したRyzen 8000シリーズのデスクトッププロセッサを発表しました。最上位モデルのRyzen 7 8700Gは、8つのZen 4コア、16スレッド、最大5.1GHzのブーストクロックを備え、329ドルで販売されます。また、Radeon 780M統合グラフィックス(RDNA 3アーキテクチャ)とXDNAニューラルプロセッシングユニット(NPU)を搭載しており、ZoomやBlender、AdobeのアプリなどでAI機能を強化します。AMDは、このチップが統合グラフィックスでのゲームパフォーマンスがIntelのCore i7-14700Kよりも4倍、Dota 2では3.3倍高いと主張しています。
さらに、229ドルのRyzen 5 8600Gも発表され、こちらは6つのZen 4コア、12スレッド、最大5.0GHzのブーストクロックを持ち、NPUと若干性能が低い760M統合GPUを搭載しています。AMDは、より低価格のRyzen 5 8500G(179ドル)とプレビルドシステム専用のRyzen 3 8300Gも提供します。
また、AMDはZen 3アーキテクチャをベースにしたプロセッサも発表し、統合グラフィックスを持たない249ドルのRyzen 7 5700X3Dや、より高いブーストクロックを持つ175ドルのRyzen 7 5700などがあります。新しいRyzen 5 5600GT(140ドル)とRyzen 5 5500GT(125ドル)も発表され、これらは統合AMD Radeonグラフィックスを備え、Zen 3を採用しています。
8000シリーズと5000シリーズの両チップラインナップは、2024年1月31日に発売される予定です。