中国政府が国内株式市場を活性化させるために2兆元(約2780億ドル)の計画を検討していることが報じられ、香港のハンセン指数と中国本土のCSI 300指数は上昇したが、ビットコインの価格には影響が見られない。ビットコインは2.3%下落し、4万ドルを下回っている。香港と本土の株式市場は、海外の資金を本土市場に注入することで流動性と信頼を高めることを目指しているが、ビットコイン市場は、ETFへの資金流入やGrayscale Bitcoin Trust(GBTC)からの記録的な資金流出の影響をより受けているとされる。
また、中国人民銀行が元の価値を支えるための措置やドル高に対応することが、ビットコインの価格に逆影響を及ぼす可能性があると分析されている。一方で、中国経済の回復が世界経済に大きな影響を与えるとし、そのような政策は投資家にとって前向きな兆候と捉えられ、暗号通貨市場もリスクを取る姿勢が強まると見る専門家もいる。
さらに、インドが香港を抜いて世界第4位の株式市場になったことも報告されている。
from Bitcoin Unphased by China's Stimulus Plan.